これが、日本ワインコンクール
国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象としたコンクールです。
日本ワインの品質や認知度、産地のイメージ、地位の向上を目的に2003年から開催しています。
「日本ワイン」の定義
日本国内で栽培されたぶどうを100%使用し、日本国内で醸造されたワインを指します。
北は北海道、南は九州まで産地に根差したワインの生産が行われ、日本固有の品種、ヨーロッパ品種、アメリカのラブラスカ種といった品種の幅広さが魅力です。
日本の風土を映し出した繊細な味わいが特徴で、同じく繊細な日本食とよく合います。
さらに、近年ではぶどう栽培技術やワイン醸造技術の進歩により品質が急速に向上。
世界最大級のワインコンクールで金賞を受賞するような、国際的な評価を受ける高品質な日本ワインが生産されるようになりました。
審査会
例年、7月頃に山梨県で開催しています。
25名の審査員の官能審査で視覚、香り、味、ハーモニーといった項目を評価し、100点満点で採点します。
審査の部門
欧州系品種の赤と白、国内改良等品種の赤と白、甲州、ロゼ、スパークリングの12部門。
部門ごとにグランドゴールド賞、金賞、銀賞、銅賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞が選出されます。
審査員
審査員は、海外のワイン専門家やワインジャーナリスト、国内のワイン業界の有識者、各産地から推薦されたワイン醸造家などで構成されています。
海外向けの取り組み
また、高品質な日本ワインを世界の方々に知っていただくための取り組みとして、外務省に受賞ワインリストを提供し、海外の日本大使館などでの利用も要請しております。
これまでに延べ7万9千本を超える受賞ワインが、各国の在外公館の公式行事などで世界の要人の方々に提供されています(2024年3月末現在)。
