開催概要

開催概要

目的

国産原料ぶどうを使用した日本ワインの品質と認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位 を高めるため、日本ワインコンクールを開催します。

主催

主催: 日本ワインコンクール実行委員会
構成: 日本ワイナリー協会、(一社)日本ソムリエ協会、(一社)葡萄酒技術研究会、北海道ワイナリー協会、山形県ワイン酒造組合、長野県ワイン協会、山梨県ワイン酒造組合、(国)山梨大学ワイン科学研究センター、山梨県

後援

日本ブドウ・ワイン学会(ASEV JAPAN)、北海道、山形県、長野県、北海道新聞社、山形新聞・山形放送、信濃毎日新聞社、山梨日日新聞社・山梨放送、時事通信社甲府支局、共同通信社甲府支局、読売新聞甲府支局、朝日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、日本経済新聞社甲府支局、産経新聞甲府支局、テレビ山梨、テレビ朝日甲府支局、エフエム富士

スケジュール

募集期間

  1. 参加申込期間
    2025年5月7日(水) 午前9時~5月27日(火) 午後5時
  2. 出品ワイン受付期間
    2025年6月2日(月)~6月11日(水)必着

品評会

2025年7月9日(水)、10日(木) アイメッセ山梨(甲府市大津町2192-8)

表彰式

2025年8月30日(土)/山梨県庁特設イベントエリア

公開テイスティングイベント

公開テイスティングイベント:2025年8月30日(土)/山梨県庁特設イベントエリア

出品ワイナリー交流イベント・生産者セミナー

出品ワイナリー交流イベント:2025年8月31日(日)/山梨県庁特設イベントエリア

出品要項

対象ワイン

果実酒等の製法品質表示基準第1項第3号で定める「日本ワイン」とします。

出品条件

  1. 出品者は、実際に酒類を製造した酒税法上の酒類製造者であること。
  2. 原則として市販酒であり、蔵内酒の場合は、2025年9月末日までに市場に流通すること及び出品時に商品名が確定していること。
  3. 同一ロットのワインで(※「同一ロット」とは、瓶詰めの時期が同一で、複数のタンクや樽などに分けて醸造や貯蔵が行われた場合は、事前に混合して均一化を行った後、同一品質のものとして、同一仕様の容器に充填され、 同一のラベルが貼られるものを意味します。)、720ml又は750ml瓶で600本以上(極甘口部門のワインは720ml 瓶換算で100本に相当する量) が出品時に瓶詰めされていること。ただし、出品時に瓶詰めされていなければならない量には、すでに市場に流通している分は含まない。なお、瓶詰めの時期のみが異なることで別ロット扱いとなるワインを出品する場合には、事前に事務局に相談してください。
  4. ボトルの容量は、720ml又は750mlであること。ただし、極甘口部門のワインは200ml以上で2Lを超えないこと。
  5. 出品部門の決定にあたっては、以下の条件に従うこと。
    ・欧州系品種、国内改良等品種、北米系等品種については、当該部門の原料品種の使用割合の和が85%以上、甲州については100%であること。
    ・欧州・国内改良品種等ブレンドについては、2つ以上の部門の原料品種を使用しており、そのうち同一部門の原料品種の使用割合の和がいずれも85%未満(※甲州の場合は100%未満)であること。
    ・極甘口、ロゼワイン、スパークリングワインの各部門は原料品種を問わない。
    ※ただし、銘柄等にスパークリングワインなど、発泡性の記述のあるものはスパークリングワイン部門、残糖100g/L以上のワインは極甘口部門に出品すること。
  6. 応募にあたっては、日本ワインコンクール公式ホームページから、出品者名、銘柄、原料品種名(複数の原料の場合はその割合)、産地名、希望小売価格(蔵内酒の場合は予定価格)、部門、オレンジワインの該当・非該当(白品種部門に限る)、分析結果等を入力・登録し、ワイン貼付票を貼付したワインを送付すること。
    ※審査の公平さを保つため、参加申込者の申請とは異なる部門に変更することがあります。
  7. 対象の賞を受賞した場合は、別途案内予定の公開テイスティングイベント・出品ワイナリー交流イベント(いずれも仮称。)用に受賞ワインを希望小売価格の半額程度で提供いただくこと。

部門一覧

部門名代表的な原料品種
欧州系品種
VINIFERA
カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ツバイゲルトレーベ、ピノノワール、カベルネフラン、ドルンフェンダー、シラー、プティベルドー 等
シャルドネ、リースリング、ミュラートゥルガウ、ケルナー、ソーヴィニヨンブラン、バッカス、セミヨン、ピノブラン、
国内改良等品種
HYBRID & OTHER
マスカットベーリーA、山幸、清舞、ブラッククイーン、サントリーノワール、カベルネサントリー、甲斐ノワール、ベリーアリカントA、ヤマソービニヨン、浅間メルロー、ブラックペガール、沢登ワイングランド、セイベル13053、ブラックオリンピア、レゲント、ロンド 等
甲州セミヨン、リースリングフォルテ、リースリングリオン、信濃リースリング、シャルドネドゥコライユ、甲州コロネーション、甲斐ブラン、ネオマスカット、セイベル9110、ザラジュンジェ 等
甲州 
KOSHU
甲州
北米系等品種
LABRUSCA
キャンベルアーリー、コンコード、アジロンダック 等
ナイアガラ、デラウェア、ポートランド、スチューベン 等
欧州・国内改良品種等ブレンド
BLENDED WINE
2つ以上の部門(欧州系品種赤、国内改良等品種赤、北米系等品種赤)の原料品種を使用しており、そのうち同一部門の原料品種の使用割合の和がいずれも85%未満である場合
2つ以上の部門(欧州系品種白、国内改良等品種白、甲州、北米系等品種白)の原料品種を使用しており、そのうち同一部門の原料品種の使用割合の和がいずれも85%未満(※甲州については100%未満)である場合
極甘口(残糖100g/L以上のもの)
EXTREMELY SWEET WINE
ロゼワイン
ROSE WINE
スパークリングワイン
SPARKLING WINE

注1: 欧州系品種、国内改良等品種、北米系等品種については、当該部門の原料品種の使用割合の和が85%以上、甲州については100%であること。
注2: 極甘口、ロゼワイン、スパークリングワインは原料品種を問わない。
ただし、銘柄等にスパークリングワインなど、発泡性の記述のあるものはスパークリングワイン部門、残糖100g/L以上のワインは極甘口部門に出品すること。

出品方法

専用のエントリーシステムにて応募をお願いしております。
詳細は出品方法のページをご確認ください。

参加費用

  1. 参加費用は、1エントリーにつき22,000円(税込)とします。
  2. 参加費用は、参加申し込みと同時に支払うこととし、支払方法は銀行振り込みとします。
    ※恐れ入りますが、振込手数料は参加者負担でお願いします。
    [振込先]
    銀行名 :山梨中央銀行
    支店名 :県庁支店
    口座種別:普通預金
    口座番号:647521
    口座名義:日本ワインコンクール実行委員会
  3. 入金の確認ができるまでは、正式な参加とは認めません。
  4. 事務局から請求書及び領収書の発行は行いません。
  5. 参加費用の払い戻しは行いません。

エントリー数及び提出ボトル数

  1. エントリー数の上限は1社あたり25点とします。(ただし、原料ブドウ栽培者から醸造を委託されたワイン
    ※原料ブドウ栽培者自らが栽培したブドウを100%使用したワインを除く
  2. エントリー数が800本を超える場合は、出品したワイナリーの出品数に応じて調整させていただくことがあります。この場合は、2025年5月28日(水)または5月29日(木)に対象となるワイナリーに連絡いたします。
  3. 提出するボトル数は1エントリーにつき720mlまたは750mlボトルで6本までとします。
    ただし、極甘口部門については4,320ml以上に相当する本数とします。(例:500mlの場合は9本、360mlの場合は12本)。
    ※すべてのボトルに「ワイン貼付票」の貼り付けをお願いします。
  4. 出品ワインの返却はいたしません。また、審査会終了後に次の用途で使用される場合があります。
    ・公的な研究機関における研究
    ・本コンクールの審査員等育成の取組
    ・公開テイスティングイベント
    ・出品ワイナリー交流イベント(その使用につき同意があった場合に限ります)

審査方法

  1. 審査方法
    官能検査による審査とし、100点満点で採点します。
  2. 審査基準
    視覚:清澄度・外観・発泡性(スパークリング)
    香り:健全性・強度・香の質
    味わい:健全性・強度・持続性・味の質
    ハーモニー:総合評価の4項目
  3. 審査員
    外国人審査員を含め25~30名
    ・外国人審査員
    ・国税庁
    ・(独)酒類総合研究所の専門家
    ・各主要ワイン産地組合の代表、有識者等

結果発表

  1. 結果は、2025年7月25日(金)に事務局から各参加者に通知するとともに、ホームページに掲載します。
  2. グランドゴールド賞・金賞受賞者には、上記結果通知と併せて、2025年8月の表彰式への案内を行います。また、別途開催予定の生産者向けセミナーへの案内を行います。
  3. 記者発表用として、グランドゴールド賞・金賞受賞者は受賞ワイン1本を無償提供願います。なお、提供されたワインは、コンクールに出品・提供されたワインと同様の取扱いとします(「エントリー数及び提出ボトル数」の4.参照)。

広報

入賞したワインはその旨を表示することができます。また、広くマスコミ等を通 して消費者に紹介するとともに、海外でも優れた日本ワインを知っていただくため、外務省等へも情報提供します。

表彰

審査において、部門ごとに次の基準に該当したものにグランドゴールド賞、金賞、銀賞、銅賞等を授与します。

  • グランドゴールド賞:92点以上を標準とする。各部門エントリー数の1%相当のワイン。
  • 金賞: 85点以上92点未満を標準とする、各部門エントリー数の3~5%相当のワイン。
  • 銀賞: 82点以上85点未満を標準とする、各部門エントリー数の10~15%相当のワイン。
  • 銅賞: 80点以上82点未満を標準とする。 
  • 部門最高賞:5点以上の出品がある部門で銀賞以上を受賞かつ最高評点のワイン(グランドゴールド賞を受賞したワインがある部門を除く)。
  • コストパフォーマンス賞:2,000円未満(容量は720ml、750mlに限る)のワインで銀賞以上を受賞したワイン。[全12部門対象]

※受賞(グランドゴールド賞~銅賞)の割合は各部門エントリー数の40%までを標準とする。
※各部門の得点割合の状況により、各賞の標準点数と異なる賞となることがある

賞状の授与

グランドゴールド賞、金賞、銅賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞には症状を授与いたします。

受賞シール

受賞者にはワインのボトルに貼付する受賞シールを100枚無償でご提供いたします(追加で必要な場合は有償でのご提供となります)。
7月25日(金)の結果通知と合わせて申し込みを受け付けます。

受賞ワインのチェック

受賞ワインについては、実行委員会等が立入検査(分析・利酒)等によりチェックを行う場合があります。この時点で本応募規定に違反していることが判明した場合には、受賞を取り消す場合があります。

イベントへのご協力

公開テイスティングイベントへのご協力

受賞者については、2025年8月30日(土)予定の公開テイスティングイベント実施に係る受賞ワインを、希望小売価格の50%の価格で提供してください。また、当日のワインサーブ要因の派遣にもご協力ください。

生産者セミナーへのご協力

  1. 開催予定の生産者向けセミナーに使用するワインは、グランドゴールド賞・金賞等受賞ワインの中から日本ワインコンクール実行委員会及び日本ワイナリー協会が選定します。
    該当ワイナリーには、セミナー用に受賞ワイン(本数は調整中)を、希望小売価格の50%の価格で提供していただきます。また、セミナーに活用できるよう受賞ワインの確保や当日のセミナー講師の派遣についてもご協力願います。
  2. 1の詳細については、該当ワイナリーに受賞結果通知とあわせてご連絡します。

出品ワイナリー交流イベントへのご協力

受賞者については、2025年8月31日(日)予定の出品ワイナリー交流イベント実施に係る出品ワインを、希望小売価格の50%の価格で提供してください。なお、出品ワイナリー交流イベントへの参加希望の有無は、別途アンケートを行います。
※ワイナリーの同意無く当該ワイナリーの出品ワインがイベントに提供されることはありません。

その他

その他、本コンクールの応募に関して疑義があった場合は、実行委員会等で検討した上で、決定するものとします。
上記~の各セミナー・イベントの詳細・条件等については、個別に又はホームページで通知・公表予定です。